生まれ変わったら絵描きになりたい、たたたです。
名探偵コナンの記念すべき100巻は、皆さまもう読みましたか?
私も読み終わりました!!
今回は、100巻に収録されている「FILE.4 計略の街角」「FILE.5 闇夜の追跡劇」にて、
ローマ字の「訓令式」と「ヘボン式」について書かれていて、違いがパッと分からなかったので調べてみました。
この記事は、こんな人向けに書いています。
- 実は知っているようで知らなかった人
- 昔習ったが忘れている人
- 100巻の内容に興味がある人
あと、ジョディ先生押しの人は読んでみてくださいw
※ちょっとだけ100巻の内容に触れるので、まだ読んでなくてネタバレされたくない人はブラウザバックを推奨します。
私は、知っているようで知らなかった人です。
ちなみに、世良ちゃん押しです。
訓令式とヘボン式の違いとは
調べてみたら、「Rômazi Aiueo(ローマ字 あいうえお)」さんのサイトに詳しいことが書いてありました。
簡単に言うと、
もともとローマ字を書く目的が違うものでした。
訓令式のローマ字は、「日本人」が「日本語」を読むために、つくられた方式。
ヘボン式のローマ字は、「外国の方々」が「日本語」を読むために、つくられた方式。
であることが、わかりました。
訓令式は漢字だから、日本人。
ヘボン式はカタカナ表記だから、外国の方々。
って紐づけて覚えちゃったw
蛇足ですが、
キーボードでローマ字入力するときは、訓令式、ヘボン式のどちらでも
意図した文字を打つことができます。
具体的に書き方が違うのはどれ?
代表例として、訓令式とヘボン式で違う単語を下表にまとめます。
訓令式 | ヘボン式 | 備考 | |
シ | si | shi | 「しゃ(sya,sha)」「しゅ(syu,shu)」「しょ(syo,sho)」なども同様 |
チ | ti | chi | 「ちゃ(tya,cha)」「ちゅ (tyu,chu) 」「ちょ (tyo,cho) 」なども同様 |
ジ | zi | ji | 「じゃ(zya,ja)」「じゅ (zyu,ju) 」「じょ (zyo,jo) 」なども同様 |
ヂ | di | ji | 日本語で書くと「ジ」と「ヂ」は違うが、読み方が一緒なのでヘボン式ではどちらも 「ji」 |
ツ | tu | tsu | ヘボン式だと小さい「s」が入る |
フ | hu | fu | 「h」と「f」の違い |
撥音(ん) | sanpo | sampo | 真ん中の「ん」の箇所が「n」「m」で違う |
違いはまだあるみたいですが、
代表的なものに関しては、上の表に書かれています。
ジョディ先生はなぜばれたのか[ネタバレあり]
本当であれば、
作中に登場するFBI捜査官も、ジョディ先生も日本人ではないので、
ローマ字の書き方は、ヘボン式で統一されているはずでした。
FBI赤井さんもコナン君も、同じ認識をしていて、
問題なく暗号文のやり取りできると思っていたんですね。
しかし、
実はジョディ先生は日本人の同僚である
小学校教師の「渋谷夏子(しぶやなつこ)」先生に日本語や、漢字、
そして訓令式ローマ字を教わっていました。。
日本の小学校では今でも、訓令式を基準に教えているため、
コナンの世界の渋谷夏子先生も、訓令式を教えたのでしょう。
そのため黒の組織に、
前のFBI捜査員が書いた暗号文と、ジョディ先生が書いた暗号文で、
「ふ」の表記が「HU」と「FU」で違うことを見抜かれてしまい、
作戦がばれてしまったという話でした。
よく青山剛昌先生はこんなネタを思いつきますね。純粋にすごいです。
まとめ
ここまでスクロールして頂き、ありがとうございました。
調べてみて、私も普段は混同してローマ字記載をしていることに気づかされました。
まだ、名探偵コナン100巻を読んでない人は、ぜひ読んでみてくださいね!
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